【サッカー漫画】アオアシ
漫画
作者:小林有吾
「Jリーグ」の下部組織「Jユース」を舞台にした本格的サッカー漫画。
選手育成やチーム戦術に至るまで、細かく描いているのは凄い!
一人の才能あふれる選手を主人公に、その苦悩や葛藤、成長を楽しむことのできる作品。
ストーリー
愛媛の弱小サッカー部に所属するFW青井葦人は、その才能を「東京シティ・エスペリオンFC」のユース監督福田達也に見出され、ユースセレクションを受けることに。
周りの上手さに圧倒されながら、何とかセレクションを突破した葦人だったのだが、そこから本当の試練が始まるのだった。
ポイント
サッカー好きにはもちろん、あまり知らない人でも読み応えはあると思う。周りに刺激されながら成長していく姿はとても好感がもてます。
リアル度 :★★★★★
ストーリー:★★★★☆
満足度 :★★★★☆
【サッカー漫画】GIANT KILLING(ジャイアントキリング)
漫画
ツジトモ
GIANT KILLING(ジャイアントキリング)は、サッカー漫画でも特に監督に焦点をあてた作品になっている。弱小プロサッカーチームを監督の手腕で次々と強豪チームを撃破していく、まさに「ジャイアントキリング」を起こす作品。
ストーリー
東京にある弱小プロサッカーチーム「ETU」は、元日本代表の名選手達海猛を監督として迎い入れることに。かつて「ETU」に所属していた達海は選手として「ETU」を人気チームにした実績があった。
達海の元、チーム改革が進められていくなかで一人の才能を見出していくのである。
その才能ある選手椿大介の成長と達海の手腕によって、チームがどこまで強くなるのでしょうか。
ポイント
監督目線でのストーリー展開は、とても興味深く面白いです。ただ監督ばかりではなく、ちゃんとメイン選手の成長も描かれていてサッカー漫画の醍醐味、選手の活躍も楽しむことができます。
リアル度 :★★★★☆
ストーリー:★★★★☆
満足度 :★★★★☆
【バレーボール漫画】ハイキュー
漫画
古館春一
「天才高校生セッターと運動能力抜群のスパイカー」二人の出会いによって高校バレー界を席巻していく作品。
ストーリー
背が小さい日向翔陽は春高バレーで見た「小さな巨人」に憧れ烏野高校に入学。バレー部で「コート上の王様」と呼ばれる同学年の天才セッター影山飛雄と出会う。
お互いいがみ合う関係だが、そんな二人が最強の武器「変人速攻」を編み出し全国を目指して切磋琢磨していくのである。
ポイント
誰にもまねできない必殺技が少年漫画らしくてスカッとする。そこまで現実とかけ離れていないので、スポーツ漫画としても十分に楽しむことができます。
リアル度 :★★★☆☆
ストーリー:★★★★☆
満足度 :★★★★☆
【野球漫画】メジャー・メジャー2nd
漫画
満田拓也
「メジャー」は、少年時代から大人になるまでのどでかいスケールで描かれた作品。また「メジャー2nd」では、メジャー主人公茂野吾郎の息子が主人公となっている。
ストーリー
幼少時代からプロ野球選手である父親の影響で投手として野球をしていた吾郎。途中、肘を故障するが血のにじむ努力の末サウスポーに。
ライバルや仲間たちと切磋琢磨しながら、次々に迫る難関を乗り越えていく。
最終的に野球の最高峰メジャーリーグで活躍するまでになるのである。
ポイント
メジャーシリーズは、様々な困難にたいして仲間と力を合わせ乗り越えていく、ということが最大の魅力ではないでしょうか。どんな展開になっても最後はハッピーエンドは読んでいて気持ちがいいですね。
リアル度 :★★★☆☆
ストーリー:★★★★☆
満足度 :★★★★☆
【野球漫画】ダイヤのA(エース)
漫画
寺嶋裕二
高校球児の甲子園を目指す青春作品。
甲子園という場所の重み、エースという言葉のプレッシャーが球児たちを挫折へと追い込んでいく。
ストーリー
地方出身の投手沢村栄純は、東京の名門青道高校野球にスカウトされる。
そこでエースを目指すこと胸に誓うのだが、超高校級投手降矢暁の存在によってその野望は崩れていく。
エースを降矢とした青道高校は、なんとか強豪ライバル校を撃破し春の選抜甲子園に出場する。降矢の活躍により準々決勝まで進んだのだが、全国屈指の強豪巨摩大藤巻高校のエース本郷正宗の前に1安打に抑えられ敗戦。
その敗戦をきっかけに、投げ負けた降矢は極度のスランプになり、沢村の巻き返しが始まるのだった。
ポイント
エースを目指す沢村の苦悩や成長が心を熱くさせます。
野球漫画ではあるのですが、試合内容というよりはそれぞれの高校球児の心情に触れた作品だと感じます。
リアル度 :★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
満足度 :★★★★☆
【バスケット漫画】SLAM DUNK(スラムダンク)
漫画
井上雄彦
いわずと知れた名作。
不良少年たちがバスケットという部活を通して成長していく漫画。
仲間、ライバル、監督の存在が非常に大きく描かれています。
ストーリー
赤髪の不良桜木花道は赤木晴子に好かれたい一心でバスケ部に入部。そこで晴子が密かに憧れているスーパールーキー流川楓と出会うことに。
無謀にも花道は流川をライバル視し、流川より活躍するため努力していく。
花道は持ち前の身体能力もあり徐々に力をつけ、バスケ部の仲間と共に高校バスケット界でのし上がっていくのであった。
ポイント
花道の成長だけに焦点を置いていないのがこの漫画の面白さ。中でも名シーンは、バスケ部を裏切った三井チームに復帰する場面でしょうね。ここで誰もが耳にしたことのある2大名セリフがでてくるのです。
かつてバスケの試合中、当時中学生の三井のチームは試合終了間際負けていた。試合を諦めかけていた三井に、試合会場にいた安西先生が言った言葉。
「最後まで、希望を捨てちゃいかん……あきらめたら、そこで試合終了だよ」。
この言葉がきっかけで三井は安西先生がいる湘北高校バスケ部に入部を決めたのです。
そして、ケガでバスケ部を辞めぐれた三井は、バスケ部をつぶそうとする。花道らの活躍で事態は収まりそこに安西先生が登場する場面で三井が放った一言。
「安西先生、バスケがしたいです」
この場面だけでもスラムダンクを読む価値があるのではないでしょうか。
リアル度 :★★☆☆☆
ストーリー:★★★★★
満足度 :★★★★★