この漫画が面白い!勇者として召喚されたのに、なにこの扱い!「盾の勇者の成り上がり」

異世界転生シリーズ

小説投稿サイト「小説家になろう」で2012年から連載を開始した異世界転生ライトノベル。2014年にコミカライズ化、2019年にアニメ化と根強いファンが多い人気作品である。

また、同作品で登場する4人の勇者「槍」「剣」「弓」「盾」のうち「槍の勇者」を主人公とした外伝作品「槍の勇者のやり直し」もラノベ、コミックで発売され人気を呼んでいる。

盾の勇者の成り上がり

ストーリー

大学生の主人公岩谷尚文(いわたになおふみ)は、ある日図書館で四勇者について書かれている本を偶然手にすることに。その本を見ていると突然体に異変が、気が付くとそこは異世界だった。その場には尚文のほかに3人の姿があった。

なんと図書館で読んでいた四勇者の話になぞられるように、4人の勇者として召喚されていたのだった。

「剣の勇者天木錬」「弓の勇者川澄樹」「槍の勇者北村元康」そして「盾の勇者岩谷尚文」。この4人の勇者が召喚された理由は 「次元の亀裂から魔物が大量に湧き出すというから世界を守ること」であった。

しかし攻撃ができない盾の勇者は人気がない。それどころかなぜか王様から毛嫌いされているではないか。

そんなこともあって各勇者が仲間を集めレベル上げに励むのに対し尚文の仲間になってくれたのはマインという女性だけだった。マインを信用した尚文だったが、実はマインは王様の娘。マインに裏切られた尚文は、国民からも軽蔑されるようになり、持っていた金銭、勇者としての名声、信用と全て失うのだった。

自分の言うことを誰も信じてくれない世界に絶望した尚文は、一人旅に出ることに。

盾の勇者として召喚された尚文は攻撃ができない。そんな尚文は攻撃役として奴隷を買うことに。そこで出会ったのがラフタリアという亜人の少女だった。

ラフタリアとの出会いにより尚文は徐々に変化を見せる。また、ラフタリアも徐々に尚文に心を開き互いに信頼できる存在となっていくのである。

そんな中、尚文が異世界にきてから初めての「波」がくるのである。勇者たちは「波」の中心にいるボスを倒すことしか考えていない。が、周りの村にも続々とモンスターが襲来しており大きな被害が出ていたのだ。

尚文ラフタリアは体を張って民をまもることに専念し、なんとか「波」を退けることができた。

尚文の行動により最小限の被害に住んだ村人からの信頼を取り戻し、次の「波」に備え再び旅にでるのだった。

おすすめするには訳がある!「盾の勇者の成り上がり」の魅了はこれだ!

どん底から這い上がる尚文の姿

王様から嫌われ、一緒に召喚された他の勇者から見放され、国民から軽蔑されるという絶望的な状況からスタート。

心に闇を抱えながらダークヒーローとして成り上がっていく様はとても爽快である。

他の勇者が「勇者ごっこ」をしてる中、尚文は仲間を集め困難な旅をしていくことに。そんな旅をしていく尚文は徐々に力をつけ、盾の力を使いこなせるようになっていく。

召喚後2回目の「波」では、他の勇者が怯む中ただ一人「波」に立ち向かい退けることに成功。

いままで見下されていた尚文他の勇者以上の活躍をするシーンはとても気持ちよく満足いくものであった。

尚文を信頼する仲間の存在

元奴隷で亜人の少女ラフタリア。彼女にはつらい過去があった。亜人の村、両親を「波」で失い、奴隷として貴族につらい思いをさせられていたのだった。そんなラフタリアは奴隷として売り出されていた奴隷商会で尚文と出会う。奴隷になって初めて”一人の人”として扱いを受けたラフタリアは、徐々に尚文に心を開いていく。ともに旅をし成長していく尚文一番の理解者である。

また、奴隷商会で買った魔物の卵から孵化したのがフィーロ。大きな鳥の姿をした魔物フィロリアルである。フィーロは言葉を話すことができ、人型にも変身できるのだ。

変身したフィーロは金髪に碧い瞳、背中に羽が生えているという、まさに「天使」のような姿である。尚文のことを「ご主人さま」と呼び敬愛している。

 漫画「盾の勇者の成り上がり」16巻発売はいつ?

盾の勇者の成り上がり」は現在コミックスで15巻まで発売されています。

次巻11巻は2020年07月25日の発売予定とされています。

尚文たちが召喚された異世界。それとはまた別の異世界から勇者が登場するなど様々なストーリーで楽しませてくれる「盾の勇者の成り上がり」。次に待ち受けるのはどんな試練なのか。

次巻も目が離せません。発売まで楽しみに待ちたいと思います。

「盾の勇者の成り上がり」まとめ

盾の勇者の成り上がり」の魅力はストーリーの爽快さではないでしょうか。落ちこぼれからの脱却、嫌がらせを受けた者への見返し、新しい仲間の存在、王道ファンタジーの設定で読みごたえ十分です。

ネットでは批評されている感もありますが、個人的にはとても面白い漫画です。

まだ読んだことのない人はぜひ一度読んでほしいと思います。

またアニメ版でもとても見やすく、きれいにストーリーをまとめているのでお勧めできます。

是非ごらんください。

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